に帰りました。
今日は一転して暖かいですが体調など壊されませぬ様お身体
ご自愛下さい。
さて、BRICsについては経済の事を意識されている方なら当たり前
のようにご存知かと思いますが、現在は投資の世界では記事のタイ
トルのPIIGSが注目されています。
PIIGSとは、ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・
スペインという5つの国家名の頭文字を略記したもので、ユーロ
圏内の中で経済力が相対的に弱く、信用力にも劣る為、ユーロの足
を引っ張る恐れがある国家群という意味で使われています。
日本の国債の発行状況はPIIGSに引けを取らないどころかそれ以上に
ひどい状況で唯一、国内の機関投資家や郵便局、国民個人がその
ほとんどを保有しているのでなんとか体裁を保っていますが
アメリカが崩壊すれば日本も間違いなくと行った状況です。
先日、G7がカナダで開かれていましたが間違いなくPIIGSの特に
ギリシャのデフォルトリスクとEUの影響ひいては世界経済における
悪影響が議題に上がっている事と思います。
日本国内のマスコミ報道は残念な事に世界経済についてはほとんど
触れず、朝青龍のハワイでの動向や小澤幹事長の個人資産ばかりの
報道が目についてしまいます。
トヨタのリコール問題が日経平均の下落の引き金のような形になり
ましたが、良かりし頃の(バブルは除く)日本に戻って欲しいもの
です。